WH-1000XM4を買うかどうか迷っている人は今すぐ買おう
今年のベストバイガジェット Advent Calendar 2020 の 21 日目の記事となる。
前日は【今年のベストバイガジェット 2020】3 台目の LG VELVET |くじ| note という記事だった。
今年買ってダントツに良かったのはソニーの WH-1000XM4 というノイズキャンセリング付き無線(Bluetooth)接続ヘッドホンだと思う。
LiSA from THE FIRST TAKE × WH-1000XM4 で LiSA さんが付けているヘッドホンとなる。
買うきっかけ
WH-1000X シリーズは初代のときから見た目と機能性が気になっていた。前から欲しいとは思っていたが、4 万円近い値段ということもあり尻込みしていた。
そんなある日ソニー、装着したまま人と話せる NC/BT ヘッドフォン「WH-1000XM4」 - AV Watch の記事を見た。
このとき新型が出る!と運命にも近い気持ちを感じ、WH-1000XM4 を買うための貯金を始め、そしてソニーストアで予約が開始されたときに速攻で注文した。
my new gear... pic.twitter.com/qUI4S7g8cs
— kubosho (@kubosho_) September 4, 2020
使った感想
このヘッドホンに限らない感想としては、Bluetooth 接続のヘッドホンなので、何かしながら何かを聞くといったときはコードが煩わしくなくて良いという感想がある。
WH-1000XM4 に限った感想でいうと、音質・付け心地・遮音性といった 3 つの項目が主だった項目として挙げられる。
音質
オーディオテクニカの ATH-MSR7 を持っているのでこれと比較してみると、低音、特にベースが強めに出ているものの基本的にはバランス良く出ている印象を受ける。
ATH-MSR7 は高音が強めで低音が弱めな感じ。聴き比べると ATH-MSR7 のほうが音がクリアに聴こえる。
WH-1000XM4 の商品ページでも他の項目と比較するとそこまで音質には言及されていない印象。
ただノイズキャンセリングヘッドホンの中では音質は良いと思う。少なくとも 1 万 5000 円~ 2 万円前後のヘッドホンと比較できるくらいの音質にはなっている。
付け心地
付け心地は本当に最高。これだけで 1 万円分くらいの価値があると言ってもいい。
長時間付けてても頭頂部や耳が痛くならないし、それでいてヘッドバンキングをしてもヘッドホンが落ちないという絶妙な装着感がある。
イヤーパッドのふわふわ感は他の追従を許さないと思う。
遮音性
上の動画で電車内が騒がしくてもヘッドホンを付ければ音楽しか聞こえなくなるという演出がある。これは割とそうという感じ。
ノイズキャンセリング性能が高いので、音楽を鳴らすと本当に周囲の音が聞こえにくくなる。
一例として、電車に乗ると換気のために電車の窓を開けていることが多い。そのためガタンゴトンという音が普段に比べてよく聞こえる。
この音がヘッドホンを付けて音楽を鳴らすとかなり軽減されて気にならないくらいになる。
その他
その他の良い点としては次の通り。
- ヘッドホンを外すと音楽再生が止まり、付けると音楽再生が開始される
- WH-1000XM4 は 2 台の機器と同時接続することができるが、これが昨今のビデオチャットで会議をする環境下では便利
- マイクの性能は普通に通話がおこなえる程度に良い
欠点
唯一の欠点として、ハウジング部分のタッチセンサーの操作で意図しない操作をするときが稀にある。

上の画像を見てもらうと分かるが、ハウジング部分のタッチセンサー部分で指を左右に動かすと曲の頭出しができる。これがたまに音量操作(指を上下に動かす)と誤認される。
指を斜めに動かすと誤認されがちなので、指をちゃんと意図した通りに動かすと良い。
まとめ
とにかく付け心地と遮音性は最高なヘッドホンで、これだけでも買ってよかったと思えるヘッドホンだった。
もしこの記事を見て WH-1000XM4 が気になったら、Amazon のリンクを貼っておくので、ぜひ買ってほしい。