この記事は自分の経緯や症状を言語化するために書いた。
あと同じような症状や境遇にあっている人の参考になればいいなとも思って書いている。
表題の通り、2020年の途中くらいから休日に何もできないことが増えたので、心療内科に通うことにした。
症状としては軽度の抑うつ状態ということだった。
経緯
きっかけとしては、仕事内容だったり人間関係だったりと複数思いつく点はある。それらが重なった結果かもしれない。
2019 年初頭くらいから携わっているサービスの新機能を出すたびに燃え尽きる感覚を覚えていた。
具体的にはリリース後の2・3日は仕事に身が入らない状態になっていた。
その時点で気づくべきだったかもしれないけど、通勤すると普通に働けてしまっていたので気づきにくかったのかもしれない。
そして新型コロナウイルスの流行に伴い、会社からリモートワークを推奨されるようになって仕事環境が一変した。
リモートワークを続けていくにつれて、変化した環境に慣れてきて自分の体の変調に気づけるようになったか、もしくは限界を迎えたのか、リモートワークをする前に比べて後述する症状が出るようになってきた。
症状はもっと前から出ていたのかもしれないけど、リモートワーク最高!という気持ちが強かったのと、環境の変化に慣れるのに余裕がなくて、気づけなかったのかもしれない。
症状
平日仕事しているときは症状があまり出てなかったけど、休日は疲れてひたすらゴロゴロしてスマホを見ることが増えていた。
他に感じた症状としては以下の通りとなる。
- 新機能を無事本番環境へリリースするたびに 2 ~ 3 日くらい仕事の効率が普段の 7 割くらいになるということが起き続けていた
- 休日にやる気が起きず、だらだらと布団の中にいることが多くなった
- 衝動買いが増えた
- 以前と比較してクレジットカードの請求額が増えた
- ストレス解消のために買い物をしていた感覚はあった
- 長文が書けなくなった
- Twitter に書くくらいの短い文なら書けるが、長い文章を書こうとすると億劫になる
- 文章が読めなくなった
- 特に文字中心の本がきつい
- 新しいことをやるのに億劫になることが増えた
- 仕事に直結するプログラミング関連だけでなく、新しいゲームをやったり CD を取り込んだりすることすら面倒
- 前と比較して就寝時間が遅くなることが増えた
- 平日でも平均夜 3 時に寝ていた
- 部屋が汚くなった
- ゴミでおおわれているわけではないが、本や買ったものなどを放置しがちになった
やったこと
これらの経緯と症状があったので心療内科を予約・受診した。
そこでは CES-D 検査とバウムテストというのを受けたり、医師に自分の抱えている症状を言ったりした。
結果として、医者からは軽度の抑うつ状態にあるという状態だということを言われた。
自分としてはそうかもしれないという思いはあったのでそれほど驚かなかった。
推測が確信に変わっただけということだと思う。
やっていること
診断を受けて、意欲低下を改善する薬と睡眠導入剤を処方してもらった。
変わったことは、睡眠サイクルをSleep Cycleで記録しているのだが、深い睡眠へ移行する時間が早まったことが挙げられる。
あと睡眠導入剤を飲んだ後はすごく眠くなるというわけではないものの、飲んだし寝ようという気持ちになりすぐにベッドへ行くようになった。おかげで寝る時間が平均 1 時 30 分くらいになったのと、睡眠時間もその分前より伸びた。
意欲低下の改善については、出かける前のだるさが緩和されたり、休みの日に片付けをしようと思ったり、新しいゲームをやる気になったりという効果は出ている。
ただ不意に自分が経験したことと同じような話を見たり聞いたりしてしまうと心がざわついて辛い気持ちになる。
まとめ
10 年前にも 1 度うつ病になったことがあり今回は 2 度目となるが、治すことを焦らず自分の心に寄り添っていきたいと思う。